母乳が出ないを解決する!【完全母乳育児の実践記】

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母乳育児の悩み

母乳が出ない!実際に試した母乳量を増やす5つの方法

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赤ちゃんを出産する前は母乳が出るのが当たり前と思っていたのに、産後に「母乳が出ない・・・」と悩むママはたくさん沢山いますよね。

実際にウチの妻も最初は母乳量が少なく悩んでいました。

母乳が出ないことはママにとって不安やストレスの原因にもなり、「赤ちゃんに栄養がいかないのでは?」と焦ってしまい、どうしたらよいか日々悩みます。

でも母乳が必ず出るようになります!

最初は母乳が出なかった

ウチの妻は最初は中々母乳が出ませんでした。

もちろん全く出ないという訳ではなかったのですが、赤ちゃんに必要な分は出ていなかったです。

特にウチは早産だったので、より出づらい条件だったと思います。

妻もどうやったら母乳が出るのかよく調べて実践していました。

その後、調べたことを色々実践して赤ちゃんが必要な分の母乳が出るように!

その実践した中でも特に効果のあった母乳が出る方法を紹介していきます!

母乳が出ない時実際に試して効果のあった5つの方法!

母乳が思うように出なくて悩むママが多いですが、母乳が出ないのはママが悪いわけではありません。

母乳の量は、ママの栄養管理や体調、精神面だけでなく環境や気温、マッサージ方法など様々な理由で変化します。

母乳が出ないときに、実際に試して効果があった方法を紹介しますので、ぜひここでご紹介した方法を試してみて下さい!

1.赤ちゃんに頻繁に吸ってもらう

母乳が出る一番の方法は赤ちゃんに頻繁に吸ってもらうことです。

ただ、ウチは未熟児だったので、最初の段階ではこれは実践していませんでした。

というかできませんでした。

しかし、赤ちゃんが自分でおっぱいを吸えるようになってからはみるみる内に母乳の量が増えていきました。

赤ちゃんがママのおっぱいを吸うことによって、「プロラクチン」の量が増えます。

このプロラクチンには乳腺の発達を促進し、母乳を作る働きがあるので、母乳量を増やす上でとても重要なホルモンです。

プロラクチンの濃度はは出産直後が一番高く、その後徐々に低下していきます。

そのまま放置しておくと、産後1週間ほどでプロラクチンの濃度が半分まで下がってしまいます。

でも赤ちゃんにおっぱいを吸わせるなどの刺激を与えることによって、そのたびにプロラクチンの濃度が上がり、プロラクチンの濃度が下がるペースを変えることができるんです!

なので、赤ちゃんにおっぱいを根気よく吸わせるのが母乳量を増やす一番の近道になります。

プロラクチンの濃度の変化のグラフ

2.食生活を見直す

母乳はママの体で作られるので、当然ママの食事も母乳に大きく関係してきます。

特に高塩分と高脂肪の食事は、乳腺炎の可能性を高めてしまいます。

母乳は赤ちゃんの栄養源であるため、母体から取る栄養素はバランスの取れた食事でないといけません。

白米や根菜、脂身の少ない肉や魚、海藻類、豆類など和食中心の食事は水分も多く含むため授乳中には特に良い食事です。

乳製品や脂身の多い肉や魚、刺激物、ファーストフードなどの加工食品や食品添加物を多く含む食事は母乳にとって良くありません。

乳腺を詰まらせたり、乳腺炎の原因になったりするだけでなく、食べたものが栄養となり赤ちゃんにいくため、母乳の味が不味くて飲まなくなってしまうことも。。

食生活を見直すことで母乳が出やすくなりますので、栄養バランスの取れた食事を取るように心がけでください。

食事については「母乳に良い食べ物はこれ!良い悪いが一目でわかる一覧表あり」にわかりやすくまとめてあるのでこちらもご参考ください。

3.水分をしっかり摂る

母乳を出すためには水分をしっかり摂ることが重要になります。

何故なら母乳は血液から作られますが、その血液は主に水が主成分だからです。

そして母乳も80%以上が水分で出来ています。

なので母乳を出すには多くの水分が必要となり、たくさん水分補給をしないと水分不足なりやすいのです。

水分不足になると、血液がドロドロになり乳腺の詰まりの原因となり母乳が出づらくなります。

授乳中は、ママと赤ちゃんの分を含め、冬場は3リットル暑い夏は4~5リットルの水分を摂取するのが良いとされています。

一気に水分補給をするのではなく、こまめに補給するようにして下さい。

4.母乳に良い飲み物を飲む

母乳のために水分補給がとても大切ですが、どんな飲み物でも良いわけではありません。

避けたい飲み物は、カフェイン入りのコーヒーや紅茶、またタンニンという成分が含まれている飲み物は赤ちゃんが摂取してしまうと興奮して眠れなくなることがあります。

絶対に摂取しないほうが良いのは、アルコールです。

胃が未発達な赤ちゃんがアルコールを体内で処理できないため、母乳から摂取してしまうと、発達障害や急性アルコール中毒などになる可能性があります。

また気を付けたいのが冷たい飲み物

体を冷やすと母乳は出づらくなってしまうので、極力温かい飲み物を飲んで体を温めましょう。

そして授乳中に良い飲み物は、たんぽぽ茶ルイボスティータンポポコーヒーなどがおススメです。

ノンカフェインでミネラル豊富で栄養が豊富な飲み物は血液の循環を良くし、ママの体も温めてくれます。

飲み物を変えるだけでも、疲労回復や母乳の流れをよくするのでストレスも軽減できます。

5.母乳外来に行く

ウチの妻は母乳外来にも行ってました。

母乳が出ないときに、母乳の出がよくなるようにマッサージをして出やすくしてくれます。

でも自己流だと逆に乳腺を詰まらすようなマッサージをしてしまうも。。

母乳外来では自宅での正しいセルフマッサージも教えてくれるので安心です。

実際に妻も母乳外来に通ってから母乳の出が変わったと言ってました!

妻が行った母乳外来は桶谷式の母乳育児相談室。

桶谷式の先生は助産師の資格を持ち、独自の研修を修了したおっぱいの専門家です。

なので、口コミも良く、実際に出るようになったという口コミもたくさんあります。

母乳が出なくて悩んでいる方は一度行ってみてはいかがでしょうか?

近くの母乳相談室を探してみる

母乳が出ない悩みを持つママはたくさんいる

母乳育児をすると決めたのに、母乳が出ないことで悩むママはたくさんいます。

なんで私だけが出ないんだ・・・」と精神的にとても悩んでしまいケースがとても多いです。

母乳が出なくても焦らない

母乳が出ないことで、焦って何かをしようとしてもストレスになるだけです。

プレッシャーやストレスが更に母乳の出を悪くしてしまいます。

ママが母乳の出が悪いと不安になるのは当たり前ですが焦らないようにしましょう。

最初はミルクでも徐々に完全母乳を目指していくと良いです。

なので焦らず、母乳が出る方法を実践してみてください。

パパはママが母乳に集中できるようにサポート

正直パパは母乳育児に直接関わることはできません。

しかし、間接的に関わることはたくさんできます!

その中でもママのサポートはとても重要だと思います。

ママが母乳が出なくて悩んでいるなら、パパは授乳以外のことは全部やるくらいのサポートをすると良いです。

まあ全部は無理ですけど(笑)

さらに重要なのはパパとママのコミュニケーション

手伝ってもらい時にママは「何でわからないの」ってなると思います。

でもパパの意見を言わせて頂くと

本当にわからないんです

パパが手伝う意思を持つことも大事ですが、ママは具体的に指示してあげるといいです。

ウチも実際に最初ケンカしました。

「何でわからないの?(怒)」

「わからんものはわからん。」

と(笑)

でも妻に「具体的に指示して」と頼み、具体的に指示をしてもらうことによって上手く行きました。

手伝う意思のないパパは論外ですが、手伝う気はあるけど何をやったらいいかわからないってパパは多いんじゃないかと思います。

「何をやったらいいかわからないのは手伝う気がない証拠!」とぶった切る(笑)のではなく、こと育児や家事においてはパパの上司になったつもりで、上手くパパを使ってあげるといいのではないでしょうか!

まとめ

母乳が出やすくなる方法について紹介していきました。

ママは母乳のために好きなものを我慢したりしないといけなかったり、やることが多かったりとストレスや不安が多くなります。

でも焦らずにできることから始めて下さい。

栄養バランスが取れる食事を心がけ、飲み物も少し変えるだけでも気持ちが落ち着いたりするものです。

そしてパパは少しでもママの負担が減るように一緒に協力して育児を楽しめるようにサポートしてあげてください。

だからこそ、ママは一人で悩んではいけません。

同じ悩みの方がいるし、周りもサポートしてくれます。

母乳をたくさん飲んで赤ちゃんが健康で、そしてママも健康でいてくださいね。

必ずママの努力は赤ちゃんに伝わるので、母乳育児は楽しむことが大切です。

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