母乳が出ないを解決する!【完全母乳育児の実践記】

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搾乳や冷凍母乳について

搾乳した母乳の保存方法や期限は?冷凍母乳の作り方を写真で解説!

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直接母乳を与えるママは母乳の保存期間や保存方法は気にならないけど、搾乳をするママは気になりますよね。

「冷凍母乳ってどうやって作るの?」

「母乳っていつまで使えるの?」

などなど、初めは知らないことばかり。

ここでは母乳の保存方法から保存期限などを詳しく解説していきます!

母乳の保存方法

母乳の保存方法は大きく分けて3つあります。

  1. 常温保存
  2. 冷蔵保存
  3. 冷凍保存

の3つです!

常温での保存

「母乳って常温で保存できるの?」

と思われる方も多いのではないでしょうか。

私も妻が常温で数時間置いてるのを見て

「それ大丈夫なの?」

って思いました。

常温で数時間置いたら「菌も繁殖して腐ってるんじゃないか」と思うんですが、実はそうではないみたい。

常温でも6時間までなら母乳に含まれるマクロファージが雑菌を食べてくれるから菌が繁殖することがないんです。

なので、深夜に絞った母乳を朝冷凍母乳にしても大丈夫ですし、外出先で搾乳したものを6時間以内なら帰って冷凍母乳にすることも可能です!

これは睡眠不足のママや働くママにとっては嬉しいですよね。

特に深夜搾乳して、その後冷凍母乳を作るところまでやるとなったら大変ですから。。。

実際に妻も深夜に絞ったものを朝冷凍母乳にしたり、仕事で外出したさいに絞ったものを家に帰って冷凍母乳にしていました。

※注意

ただ6時間以上は菌が繁殖してしまうので、勿体ないと思わずに捨ててしまいましょう。

それから夏場や暖房の効いている部屋での常温保存には十分気を付けてください。

通常よりも温度が高くなっているので菌が繁殖してしまう可能性もあります。

なので特に理由が無ければ常温で保存をせず、冷蔵・冷凍保存しましょう。

冷蔵での保存

常温での保存より長い時間保存できるのが冷蔵保存。

搾乳した母乳をそのまま冷蔵庫に入れておけばいいので、保存方法としても楽ですよね。

冷蔵保存なら搾乳してから24時間使うことが可能です。

病院によっては72時間まで使えると言われているところもありますが、24時間以上は脂肪分と水分の分離が凄いので、24時間以内に使い切るのがオススメです。

冷凍での保存

一番保存期間が長いのが冷凍での保存です。

家庭用の冷凍庫でも1ヶ月保存が可能!

早産児のママや母乳育児をしたい働くママにとって、冷凍母乳は大活躍します。

家庭用の冷凍庫では最大3ヶ月と言わることもありますが、あまり時間が経つと良くないので1ヶ月以内に使うのがベスト。

また冷凍母乳だと「栄養が落ちるんじゃないか」という懸念点がありますが、栄養価についてはほとんど変わらないとのこと。

ただ解凍を雑にしてしまうと栄養成分が壊れてしまうので、冷凍母乳を使う際は解凍に気を付けてください。

解凍方法については「冷凍母乳の解凍方法」で詳しく解説しております!

母乳の保存期間がわかる一覧表

母乳の種類 保存期限
常温の母乳 6時間
冷蔵母乳 24時間
冷凍母乳 1ヶ月

これらの期間内に使うのがベストです。

これ以上は菌が繁殖したり、母乳の質が落ちる可能性があるので、母乳は出来るだけ早く使う用にしましょう!

冷凍母乳の作り方

次は冷凍母乳の作り方です。

写真を使って出来るだけわかりやすく解説します!

1.母乳バッグを用意する

まず必要なのが専用の母乳バッグ

ジップロックで冷凍とかではありませんw

オススメはカネソンの母乳バッグです。

母乳バッグを選ぶとき、おそらくピジョンカネソンになると思いますが、母乳バックに関してはカネソンの方が断然使いやすかったです。

ピジョンの母乳バッグは止め口が弱く、解凍している際に漏れてしまい使い物にならなくなったことが過去数回ありました。

その点カネソンは止め口が強く、漏れることもなかったですし、使う時も切り口が開けやすかったのでオススメです!

カネソン母乳バッグを見てみる

2.搾乳する

当然、冷凍母乳を作るためには搾乳した母乳が必要です。

搾乳には電動や手絞りなどがあり、ママのおっぱいの状態に合わせて使い分けるといいでしょう。

3.母乳バッグに入れる

母乳バッグに搾乳した母乳を入れていきます。

まずは母乳バッグを開封

そして口を開き母乳を入れていきます。

母乳を入れたら空気が出来るだけ入らないように抜いていきましょう。

空気を抜いたら上から数回折りたたんでいきます。

カネソンは上に付いているヘッダーが固いのでめちゃくちゃ折りたたみやすい!

折りたたんだら最後テープを剥がして止める。

さらにいつ絞ったかわかるテープを貼って完成!

4.冷凍庫に入れる

最後は冷凍庫に入れて完成です!

冷凍母乳ならパパも母乳育児に参加できる

冷凍母乳を上手く使えば母乳育児が楽になります。

そしてパパも母乳育児に参加することができます!

パパでも冷凍母乳を作ることができる

もちろん搾乳することはできませんが、搾乳したものを冷凍保存するところまではパパでも出来ます!

実際に私も何回もやってきたので、このように詳しく解説できるまでになりましたw

パパは冷凍するだけしか手伝えないかもしれませんが、それだけでもママの負担は減ります。

最初は難しく感じますが、1,2回やればすぐに慣れるし、そんなに難しくないので是非パパは積極的にやってみてください!

パパでも母乳をあげれる

そして、冷凍母乳ならパパでも赤ちゃんにあげれます!

新生児は3時間ごとの授乳が必要になります。

そうなるとママはずっと赤ちゃんと一緒にいないといけなくなりますよね。

でも冷凍母乳を活用して、1回冷凍母乳による授乳を挟めば、ママと赤ちゃんの直接授乳を6時間空けることが可能です!

6時間あればママも近場に出かけたりとか、ちょっとした息抜きができますよね。

このように冷凍母乳は仕事で忙しい時だけでなく、ちょっと息抜きしたい時にも活用できるし、パパも積極的に母乳育児に参加できるんです!

まとめ

母乳の保存方法や保存期間などについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

特にウチは共働きだったので、冷凍母乳を活用することが多かったです。

妻がいない時は私やシッターさんが冷凍母乳をあげて何とか完全母乳育児ができました。

母乳の保存方法や期限を理解しておくことで、母乳育児が楽になったり、より完全母乳育児が近づきます。

特に「常温で保存はできない」っていう意識だと外出先で搾乳した母乳が使えなくなってしまったり、深夜の搾乳が大変になったりなど、ハードルが上がってしまいますよね。

でも母乳は常温でも6時間まで使えるので、それを上手く活用して無理なく母乳育児に取り組んでみてくださいね!

ただ、勿体ない精神で常温で6時間以上経ったものを使ったり、暑い所で保存してたものを使わないようにだけ十分お気を付けください。

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