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冷凍母乳のやってはいけない解凍方法【パパ必見】

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共働きの家庭や、早産児のママは冷凍母乳を使うことがあると思います。

直接授乳ならママ以外の人があげることはありませんが、冷凍母乳をあげるとなると逆にママ以外の人があげる場合の方が多いのではないでしょうか。

ここで確認しておきたいのが冷凍母乳の解凍方法

間違った解凍の仕方をしてしまうと、栄養成分が壊れてしまいます。

頑張ってママが搾乳したのに、パパがその冷凍母乳を悪くしてしまったらママは怒りますよね(笑)

もちろんそれだけでなく、赤ちゃんが良い栄養を摂れなくなってしまうので、まずは冷凍母乳の正しい解凍方法を確認しておきましょう!

冷凍母乳の基本的な解凍方法

1.まずは冷凍母乳を冷蔵母乳へ

1番はじめにやることは冷凍母乳から冷蔵母乳にしていくことです。

解凍と言っても凍っている状態からいきなり人肌の温度にしようとすると急激に温度が変わるので栄養成分が壊れる原因となったりします。

なので、まずは凍っている状態から冷たい液体に変えていきましょう。

ここでは冷凍母乳から冷蔵母乳にする2種類の方法を紹介します。

1-1.冷凍庫から冷蔵庫に入れて解凍

冷凍庫にある冷凍母乳を冷蔵庫に入れておくことによって冷蔵母乳になります。

かかる時間はおよそ3時間くらい。

なので、授乳する3時間前くらいに冷蔵庫に入れておけば、ちょうど授乳のタイミングで温めるだけで済みます。

1-2.流水で解凍

冷蔵庫で解凍するのは時間がかかります。

もし出来るだけ早く解凍したい場合は流水で解凍しましょう。

カップなどに冷凍母乳を入れて水を流します。

この時に流すのは「」です。

まだ凍っている状態の冷凍母乳をいきなりお湯で解凍してしまうと栄養成分が壊れる原因になるので、水を流して解凍しましょう。

1-3.冷蔵母乳になったらすぐ使う

冷蔵庫や流水で解凍した冷蔵母乳は出来るだけ早く使うようにしましょう。

一度解凍した母乳は10時間以内に使うようにします。

間違ってもまた冷凍して使うということのないように気を付けてください。

2.人肌の温度に温める

冷蔵母乳ができたら、今度は赤ちゃんにあげるために人肌の温度にしていきます。

2-1.40度前後のお湯で湯煎

40度前後のお湯で湯煎して人肌の温度に近づけていきます。

時間がないからと言って、熱い温度のお湯で温めないようにしてください。

熱いお湯にしてしまうと、お湯に近い部分の母乳が一時的に40度以上になってしまい、栄養成分が壊れてしまいます。

なので40度くらいのお湯で温めるようにしましょう。

とはいっても「赤ちゃんが泣いてるし出来るだけ早く温めたい!」ってこともあるはず。

私も何度もありました。

その経験から自分なりに編み出した出来るだけ早く温める方法を紹介します!

2-2.【時短1】母乳パックのまま温めると早い

最初の頃は冷凍母乳になったら、哺乳瓶に移し替えてから温めてたんです。

でもよくよく考えたら、母乳パックと哺乳瓶だと母乳パックの方が表面が薄いのでより熱が伝わりやすいわけです。

なので哺乳瓶で温めるよりも、母乳パックのまま温めた方が早く温まります。

普通に考えたらわかることなのに、何故最初は先に哺乳瓶に移していたのか不思議なくらいですw

2-3.【時短2】流水で温めると早い

40度前後のお湯で湯煎する際に、お湯の温度と冷蔵母乳の温度が中和されお湯の温度はどんどん低くなっていきます。

お湯の温度が低くなってきたら、お湯を入れ替えて、またお湯の温度が低くなってきたらお湯を入れ替えてと繰り返し作業が必要になりますよね。

これがめんどくさくて、いきなり高温で温めてしまう人が多いそうです。

なので、私は解凍と同じように流水で温めていました。

40度のお湯を流し続けることによってお湯の温度はずっと40度前後にキープすることが出来るので、温まる時間も早くなります。

しかし、この方法は欠点もあります。。。

それはガス代がかかること。

私はガス代よりも時短を取りました。。。

そのかわりだいぶ早く温まりますよ!

やってはいけない母乳の解凍方法

よくあるやってはいけない解凍方法は2つ!

1.電子レンジでの解凍

解凍=電子レンジ

というイメージの人は多いですよね。

私も母乳育児に関わる前はそんなイメージでした。

でも母乳を電子レンジで解凍すると確実に栄養成分が壊れます。

絶対に電子レンジで解凍しないようにしましょう。

2.熱湯での解凍

湯煎=熱湯

というイメージも多いはず。

何度も書いてますが、熱湯だと母乳の栄養成分が壊れてしまいます。

なので、必ず40度前後のお湯で湯煎しましょう。

まとめ

冷凍母乳の解凍方法について解説しましたがいかがでしたでしょうか?

結構めんどくさいですよね。

でも赤ちゃんの口に入るものなので、それだけ繊細に扱う必要があります。

慣れてきたら、赤ちゃんが泣いてからでなく、事前に解凍して赤ちゃんが母乳を欲しがる頃にはもう温め始めてるという感じで出来るようになりますよ。

またパパなり、他の人に解凍をお願いするときはちゃんと解凍方法を伝えるようにしましょう。

基本的に冷凍母乳を使う人自体少ないので、意外と冷凍母乳の扱いを知らない人は多いです。

そして「冷凍母乳の解凍方法を説明するのがめんどくさい!」というママはこのページを見せて頂けると幸いです(笑)

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