哺乳瓶では飲んでくれるけど、直接授乳だと中々飲んでくれない。
そんなママ達も多いのではないでしょうか?
- 直接授乳が出来るようになりたい
- 乳頭混乱を克服したい
- 母乳の出を良くしたい
そんなママにおすすめなのがピジョンから出ている最強の哺乳瓶「母乳相談室」です。
母乳相談室の使い方や体験談、母乳実感との違いや母乳実感の体験談など、実際に経験してきたからわかることを書いていきます。
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母乳相談室とは
母乳相談室とは直接授乳ができるようになるために開発された哺乳瓶です。
ですので、「直接授乳をしたい」「乳頭混乱を克服したい」という悩みにはもってこいの哺乳瓶になります。
ちくびが固いのが特徴
母乳相談室の特徴はちくびの固さです。
哺乳瓶のちくびの部分が固くなっていて赤ちゃんにとって吸いづらくなっています。
吸いづらいことによって赤ちゃんの吸う力が訓練され、直接授乳に必要な吸う力がついてくるんです。
母乳相談室のサイズ
母乳相談室のサイズは新生児用のSSのみです。
SサイズやMサイズなど他のサイズはありません。
新生児用ですが、現在生後10か月のおマメも問題なく使えています!
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母乳実感との違いは?
同じピジョンから出てる「母乳実感」という哺乳瓶があります。
名前は似ていますが、中身は似ても似つかないくらい違う物なので要注意!
「母乳相談室は売ってないから母乳実感でいいや」
「似た商品でしょ?」
なんて考えで購入したら取り返しのつかないことになるので気を付けましょう!
いくらなんでも大袈裟でしょ?
と思う方もいるかもしれませんね。
ただ、実際にウチは母乳実感を使っていたことによってかなり苦労することになりました。
完全母乳をこれから目指す人にとってはとても重要なことなのでチェックしておいてください。
母乳実感の特徴
母乳実感の特徴は母乳相談室とは真逆で、ちくびの部分がとても柔らかく、赤ちゃんが飲みやすい哺乳瓶です。
「赤ちゃんが飲みやすいならいいじゃないか」
と思うかもしれませんが、柔らかくて飲みやすいため、赤ちゃんの吸う力が鍛えられません。
直接授乳からはどんどん離れていってしまいます。
ですので、母乳相談室を買うつもりで母乳実感を買ってしまうと最悪の結果になってしまうんです。
病院では積極的に使われている
ウチのおマメは2ヶ月早く生まれた早産児でNICUに入院していました。
入院している病院で使われてたのが母乳実感です。
- 病院でも使われている哺乳瓶なら良い哺乳瓶じゃないか
- 本当は母乳実感の方が良いんじゃないの?
っていう意見もあるかもしれませんね。
でも残念ながら「病院が使っている物=あなたにとって良い物」とは限りません。
ちなみにおマメが入院している病院は母乳育児を推進している病院でした。
しかし、母乳実感が使われているのはなぜかを考えて欲しいです。
母乳実感が病院で使われる理由
母乳実感が病院で使われる理由は「赤ちゃんが飲みやすいから」です。
しかし、母乳実感が飲みやすいとは言っても誰でも飲めるとは限りません。
哺乳瓶自体が苦手で中々飲めない子もたくさんいます。
特に入院してる子は未熟児が多いので、予定通り生まれてきた子より吸う力の弱い子がほとんどです。
そんな中、母乳相談室を使っていたらどうなるでしょう?
おそらく授乳に時間がかかりすぎて病院が回らなくなるのではないでしょうか。
ですので、母乳育児を推進している病院でも飲みやすい母乳実感が使われるのは仕方のないことなんです。
ただ、おマメが入院していた病院では自分で母乳相談室を買って病院に預ければ、母乳相談室を使って授乳をしてくれていました。
そのような親切な病院もあるので、一度相談してみるのもいいと思います!
母乳実感は乳頭混乱を招く
母乳実感は間違いなく乳頭混乱の原因になります。
ですので、直接授乳や母乳育児をするつもりなら出来るだけ使わないようにしましょう。
安易に「病院が使っているから安心」とか「名前が似ているから」という理由では買わないように気を付けてください。
でも全否定している訳ではありません
とは言っても、「母乳実感じゃないと飲めない」という場合もあります。
その場合は母乳相談室と並行して使うといいです。
母乳実感を全否定している訳ではなく、安易に使ったり、間違えて使わないようにしましょうっていうお話です。
きっとウチのおマメにも必要なものでした。
最初から母乳相談室を使っていた訳ではないのでわかりませんが、最初は母乳相談室では飲めなかったと思います。
そういった場合には母乳実感で飲むしかありません。
未熟児でまだ吸う力が弱く、普通の哺乳瓶じゃ飲めない
そんな子でも飲める母乳実感は素晴らしい商品です。
ただ直接授乳を目指すためには母乳実感だけを使っていたら、後々大変になるということです。
ですので、「なんとなく使う」「病院が使ってるから使う」ではなく、「状況に合わせて使う」「目的に合わせて使う」のが大切なんだと思います。
母乳相談室の使い方
普通の哺乳瓶と同じように使える
母乳相談室は普通の哺乳瓶と同じように使うことができます。
ただし、直接授乳が出来るようになるためには以下のポイントを押さえましょう!
1.ちくびを赤ちゃんの唇に当てる
まずは赤ちゃんの唇に母乳相談室のちくびを当てましょう。
いきなり口の中に入れてしまわないように注意します。
あくまで自分から吸うように訓練したいので、唇に乳首を当てて赤ちゃんが自分から吸ったり、舌を出すのを待ちましょう。
2.赤ちゃんの舌の上にのせる
赤ちゃんが舌を出したらその上に乳首を置いてあげます。
これも同じく自分から吸うのを待ちましょう!
3.できるだけ大きいお口で飲ませる
ちくびの先だけで飲んでいると直接授乳が難しくなります。
ですので、大きい口を開かせるように少し奥まで入れてあげましょう。
4.唇をめくってあげる
哺乳瓶を奥まで入れると唇が中に巻き込まれることがあります。
その場合は吸いづらくなるので、唇を外にめくってあげましょう。
裏技:ちくびの上下を反対にする
通常、母乳相談室の△印が付いている方が上向きで与えるのですが、これをあえて△印が下になるようにして飲ませます。
こうするとさらに飲みづらくなるので、吸う力を訓練するには効果があります。
逆さにして飲めない場合は通常通りで大丈夫ですが、さらに吸う力を鍛えたい時は逆さにして使ってみましょう。
どうしても飲まない場合
母乳相談室でどうしても飲まない場合は母乳実感などの哺乳瓶を使いましょう。
しかし、直接授乳を目指すなら根気が必要です。
毎回、
直接授乳→母乳相談室→母乳実感
と全て試してから使うようにしないと、乳頭混乱を克服できなくなってしまいます。
その他、乳頭混乱の克服方法として「乳頭混乱克服に役立った3つのアイテム」に他のアイテムと一緒に詳しく書いてあるのでこちらもご参考ください。
いつまで使える?
基本的に母乳相談室は新生児用です。
サイズも新生児用のSSサイズしかありません。
ですが、うちのおマメは10か月でも普通に使うことが出来ているので、赤ちゃんによっては長く使うことも可能です。
母乳相談室はどこで購入できる?アカチャンホンポや西松屋で売ってる?
母乳相談室は全国の桶谷式母乳相談室で購入することができます。
基本的にアカチャンホンポや西松屋、ベビーザらスなどの店舗では市販されていません。
だからこそ、赤ちゃん用品店で「母乳相談室」を買うつもりで「母乳実感」を買ってしまう人がいるんです。
また実店舗以外ならネットでの購入が可能。
ウチはamazonで購入しました。
サイズも1つしかないので、ネットで買うのが一番手っ取り早いです。
ずっと使っているとどんどん柔らかくなったり、穴が広がったりして、吸いづらさが無くなってしまうので2ヶ月くらいを目安にちくびの部分だけ買い替えると良いです。
母乳相談室を使ってみて
実際に母乳相談室を使うようになってから、おマメの吸う力は徐々に強くなっていきました。
やはり最初は母乳相談室で飲ませるのには時間もかかり、苦労もしました。
ですが、徐々に直接母乳も出来るようになり、最終的には直接授乳のみで授乳が出来るようになったので、母乳相談室は間違いないく最強の哺乳瓶だと思います!
母乳相談室のまとめ
直接授乳を目指すなら必須のアイテムといっても過言ではありません。
最初から赤ちゃんが吸いやすいものを使っていると、どんどん吸う力が弱くなり、乳頭混乱を招いてしまします。
そうならないように最初から母乳相談室を使って飲ませてあげることをオススメします!