完全母乳育児とは粉ミルクを使わずに母乳だけで育てる育児のことです。
母乳での育児は赤ちゃんにとっても、ママにとってもたくさんのメリットがあります。
母乳育児を推奨する病院も増えていますよね。
ウチも完全母乳育児です。
母乳育児のメリット、デメリットや共働きでの母乳育児などを紹介していきます。
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目次
完全母乳育児のメリット
赤ちゃんのメリット
- アレルギー予防
- 栄養が豊富
- 授乳による安心感を得られる
- 肥満防止
- あごの発達をサポート
- 乳幼児突然死症候群の予防
- 母乳に含まれる免疫物質により免疫がつく
このように赤ちゃんにとっては健康面、発達面でのメリットが非常に大きいです。
ウチのおマメは生後10か月が経ちましたが、未だに風邪をひいたことがありません。
それだけ免疫面でも大きな効果があると感じています。
ママのメリット
- 子宮の収縮が早まり、産後の回復が早まる
- ミルク代がかからない
- マタニティブルーになりにくい
- 産後ダイエット効果あり
- 子宮がん、乳がん、卵巣がんを予防
- ミルクを作る手間が無い
ママにとってもメリットがたくさんありますね!
完全母乳育児のデメリット
- 飲んでいる量がわからない
- 分泌が悪いと赤ちゃんが泣く
- 預けるときが大変
- 乳頭混乱の時は大変
- ママの食事管理が大変
- ママじゃないとダメ
- 外だと授乳室を探したりしないといけない
- しばらくは3時間ごとの授乳が必要
- 働くのが難しい
完全母乳育児は良いことがたくさんありますが、デメリットもあります。
しかし主なデメリットは「ママの手間」です。
母子の健康面を考えるとメリットがほとんどでしょう。
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母乳育児のコツや重要なこと
母乳育児をするにあたってコツや重要なことがあります。
ママの食事が重要
母乳育児で重要なのがママの食事です。
母乳はママの食事から作られます。
ですので、体に悪いものを食べると必然的に悪い母乳になってしまいます。
ウチの妻は元々健康オタクでその辺りは安心でした!
またお酒が好きな人やコーヒーが好きな人には辛いかもしれません。。。
頻回授乳を心掛ける
こまめに授乳をして、頻回授乳を心掛けましょう。
最初のころは思ったように母乳が出てきません。
3時間以内の間隔で1日8回以上授乳をすることによって、母乳の分泌も増えてきます。
特に夜間が寝過ごしやすいので、頑張って起きて授乳するようにしましょう。
共働きでの完全母乳育児
ウチは共働きで完全母乳育児をしています。
実は共働きで完全母乳育児って難しいんです。
理由は以下の通り
- 母乳を預かってくれる保育所が少ない
- パパは母乳が出ない
- ママは搾乳が必要
母乳を預かってくれる保育所が少ない
直接母乳以外で母乳をあげるなら冷凍母乳を作っておく必要があります。
粉ミルクと違って、解けないように管理をしながら、あげる前に解凍するという手間が出てきます。
ですので中々、冷凍母乳を預かってくれる保育所がありません。
パパは母乳が出ない
当たり前ですが、パパは母乳が出ません(笑)
上にも書いたように冷凍母乳を事前に作っておく必要があります。
特にママが出張などで家を空ける場合はかなりの量の冷凍母乳を作っておかないと足りません。
ママは搾乳が必要
授乳の間隔が空いてしまうと、母乳の分泌が落ちてしまいます。
ですので、ママは働いていて赤ちゃんに母乳をあげない時でも、母乳を出さないといけません。
外出先で捨てるなり、持ち帰って冷凍母乳にするなりと常に3時間ごとの搾乳が必要となります。
真田家はどうしているのか?
ちなみにウチはどうやって共働きで完全母乳育児をしているのかを紹介します。
冷凍母乳をたくさん作る
まず赤ちゃんの飲み残しは搾乳して、少しでも冷凍母乳を蓄えています。
妻の仕事柄、出張で家を空けることがあります。
その際に冷凍母乳をたくさん使うので、少しでも蓄えられるように心がけています。
妻の仕事場に赤ちゃんを連れていく
私が時間がある時などは妻の仕事場の近くに連れていって、妻が授乳の時間だけ仕事から抜けてきて授乳するということもやっていました。
特に冷凍母乳が少ない時は妻の仕事場まで行くことがありましたね。
逆に妻が仕事と仕事の合間に授乳だけのために帰ってくることも。
これは結構大変です。
保育所に入れてない
ウチは赤ちゃんを保育所に入れていません。
基本的にどちらかが看るようにしています。
もし仕事が被ってしまったときはベビーシッターをお願いして、家で看てもらっています。
家なら、冷凍庫に冷凍母乳が入っているので、シッターさんが解凍してあげることができます。
あんまりお互いの仕事が被るとシッター代が高くなってしまうので、出来るだけ仕事が被らないように調整。
お互いフリーランスならではのやり方をしています。
完全母乳育児のまとめ
完全母乳育児は母子ともに良いことがたくさんあります。
しかし、その分手間がかかるので育児が大変になることも。
あまり完全母乳にこだわり過ぎないことも大切です。
こだわり過ぎるとストレスになったり、行き詰ったりしてしまいます。
自分たちの家族ならではの授乳スタイルを見つけていくことが大切なので、楽しみながら育児に取り組みましょう!