母乳育児を行う上で避けたいのが「乳頭混乱」
赤ちゃんが乳頭混乱を起こしてしまうと、直接母乳が進まないので大変になります。
ウチの子も実際に乳頭混乱を起こしました。
しかし、色々試して乳頭混乱を克服し、直接母乳で飲めるように。
乳頭混乱を克服する上で実際に試した方法や使ったアイテムを紹介します!
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目次
乳頭混乱の原因は哺乳瓶にあり
乳頭混乱の一番の原因は哺乳瓶にあります。
吸う力が弱い新生児にとって哺乳瓶はとても飲みやすいんです。
飲みやすい哺乳瓶に慣れてしまうことによって、直接おっぱいから吸うのが難しくなってしまいます。
これが乳頭混乱の原因です。
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実際に効果のあった乳頭混乱克服法
1.哺乳瓶を母乳相談室に替える
母乳相談室
母乳実感は乳頭混乱になりやすい
ウチの子は未熟児で生まれ、生後2ヶ月くらいは病院で過ごしていました。
入院中は病院指定の哺乳瓶、ピジョンの母乳実感を使っていました。
母乳実感は乳首の部分が柔らかく、新生児でも飲みやすいのが特徴です。
だからこそ、この母乳実感に慣れて乳頭混乱になってしまいました。
直接母乳に挑戦するようになってから色々調べて、乳頭混乱克服に有効な「母乳相談室」に哺乳瓶を替えました。
乳頭混乱克服におすすめの母乳相談室
母乳相談室は直接授乳訓練用の哺乳瓶です。
直接母乳のために作られているので、乳頭混乱克服にはピッタリ!
もし、母乳育児をしていきたいと考えているなら、「最初から哺乳瓶はこれ1択」と言えるほど他の哺乳瓶より優れています。
乳頭混乱克服を目指すなら必須のアイテムです!
母乳相談室の裏技
母乳相談室を使う上でちょっとしたコツがあります。
本来乳首の部分が上に膨らんでいる方を上に向けるのですが、これを反対にして膨らんでいる方を下にして飲ませるんです。
まさに裏技(笑)
こうすることによってさらに飲みづらくなるので赤ちゃんの吸う力が鍛えられるそうです!
2.乳頭保護器(ニップルシールド)を使う
直接母乳の際に乳頭保護器(ニップルシールド)を使うことによって赤ちゃんが少し飲みやすくなります。
乳頭保護器はシリコン製のため、感覚的に哺乳瓶に少し近くなります。
特に陥没乳頭や扁平乳頭で赤ちゃんが上手く飲めない場合は非常に有効です。
ウチのおマメも乳頭保護器を使い始めてから少しづつ飲めるようになりました。
最初の内は乳頭保護器で飲んでくれるだけでも非常に助かります。
しかし、乳頭保護器に慣れ過ぎると今度は「乳頭保護器が無いと飲めない」という事態に陥るので乳頭保護器も早目に卒業しましょう。
我が家で使ってたのはメデラのニップルシールド!
3.最強のアイテム「メデラSNS」
SNSって
ソーシャル・ネットワーキング・サービス
じゃないですよ?笑
Supplemental Nursing System
日本語で「母乳哺育補助システム」です。
このSNSが乳頭混乱克服に最強のアイテムでした!
本来の使い方
本来、ボトルに母乳を入れて、チューブを乳首につけて飲ませます。
が、このやり方だと乳頭混乱を起こしてる赤ちゃんは直接母乳同様、上手く飲めないことが多いのでもっと飲みやすい方法で飲ませます。
乳頭混乱克服のための使い方
カメラの三脚で固定してました。
ボトルに母乳を入れるのは同じですが、チューブを指先の腹につけます。
チューブの先を1cmほど残した状態で付属のテープで巻いちゃいましょう。
そして、その指を赤ちゃんの口に入れてあげます。
指の腹と赤ちゃんの上あごでチューブを固定するのがポイント。
この時にチューブが左右に流れてしまうと飲めないので、指先で上手くコントロールしながらチューブが真っ直ぐになるようにしましょう。
これで飲めるだけ飲ましてみましょう。
ビックリするほどの改善
SNSを使うまでは直接母乳で10g以下しか飲めずに乳頭保護器でそこそこ飲む程度。
しかし、この方法を試してからたった2、3日で直接母乳でそこそこ飲めるように!
SNSと直接母乳を繰り返していくうちに乳頭保護器も必要なくなり、2週間ほどで直接母乳だけで飲めるようになりました。
SNSは乳頭混乱克服に最強のアイテムです!
※私が買った時は楽天の方が安かったです!
乳頭混乱克服のまとめ
乳頭混乱克服には根気が必要です。
最初の内は
直接母乳を試す
↓
飲んでくれないから乳頭保護器で試す
↓
それでも飲んでくれないから搾乳して哺乳瓶で飲ませる
という行程を3時間毎に行う必要があります。
これをママ1人でやってたら1時間くらいすぐに経ってまた2時間後には授乳の時間。
そして時間以上に、赤ちゃんにおっぱいを飲ませようとして赤ちゃんに泣かれるのを毎回繰り返すので精神的にも辛いと思います。
哺乳瓶やSNSはパパでも出来るので積極的にサポートするのがオススメです。
焦ってストレスを溜めず、ゆっくり頑張っていきましょう!